2010年06月01日

「今後も県外移設の努力必要」 普天間移設で首相(産経新聞)

【首相会見詳報】(5)

 −−今回、県外について40数カ所を検討したが、米国の了解を得られなかったから駄目だったと。今後、県外に移設できる可能性はどれくらいあるか。自治体によらない訓練、分散はどういうことがありうるか。移設先について検討した際に、自治体に何もおうかがいをしなかったのか

 「まず、県外の可能性でありますが、これは私ども、最終的な閣議決定の文言のなかにも、これからも基地負担の沖縄県外または国外の分散、および、在日米軍の縮小整理に引き続いて取り組むということをお約束いたしているところでございます。したがって、可能性ということになれば、これからもさまざまな可能性を検討して参りたいと思っておりまして、どれくらいのパーセントがあるかということを申し上げるつもりはありませんし、すぐにできるという話ではありません」

 「この半年、そのことを求めて参りましたが、結果として不調に終わったということでごさいます。しかし、これからも、やはり、訓練の分散も含めた県外への移設ということを考えて、少しでも沖縄の県民のみなさま方のご負担を減らすような努力が極めて必要ではないかと思っております」

 「訓練の分散のイメージでございますが、海兵隊のヘリ部隊と、それから陸上の地上部隊との合同の訓練を、県外のどこかの地域で行うというようなこととか、あるいは実弾射撃の訓練のようなものを今、行っているわけでありますが、それをさらに、沖縄の県の外で行えるようにするとか、さまざまなことが考えられると思っています。また、そのなかで、たとえば、海上自衛隊のなかで、共同訓練をアメリカ軍と一緒にするというようなことなども将来検討してもらいたいということを、防衛大臣には申し上げているところでございます」

 「それから、自治体に関して、40数カ所の工法を考えたということでございますが、基本的には、この40数カ所の可能性は、独自に政府として考えたものでありまして、自治体との間の調整というものは、基本的には必ずしも、行っておらないと理解をしております」

 −−県外移設の可能性だが、どれだけ本気で全力で取り組んだのか。さきほど、海兵隊全体をひとくくりにして本土移転する選択肢は現実的にあり得ないと言ったが、なぜありえなかったのか。県外の方がより広い面積があるわけだ。一括して移すことが、なぜ不可能だったのか。県外移設を検討する気持ちがあれば、この間の全国知事会のような場で、もっと早い時期に、基地そのものの移転を求めることはあり得なかったのか。沖縄の差別にも言及したが実態についてはどう考えるか

 「まず、県外に対して、どこまで真剣に考えたのか。そのなかで、例として、本来、海兵隊、沖縄の海兵隊を普天間だけではなくて、すべてを移設されるということができれば、パッケージになるわけですから、それは十分、沖縄以外でも可能だと。そのように私も思います」

 「ただ、現実問題として、そのような地域、すなわち、それはまったくこれから可能性がないとは思ってはおりませんで、実はまだ、そのような可能性というものも、将来的にはあるのではないかと。地域は申し上げられませんが、そういうことも検討する必要はあろうかと思っておりますが、少なくとも、今回の40数カ所の工法のなかでは、海兵隊丸ごとという発想ではなく、この普天間の海兵隊をどこに移設するかと」

 「県外にということで、検討をいたしたというのが実情でございまして、これからの課題として、おっしゃるとおり、すべてがパッケージとして、沖縄全体の海兵隊を移設する可能性が、もしどこかの地域で引き受けていただくことがあれば、当然、それは大変大きな魅力を持つものだと思ってます。今まで、申し訳ありません。十分に沖縄の海兵隊全体を移設するということを、十分に現実の自治体も含めて、検討いたしてはおりません」

 「それから、差別という声があるということでございます。まさに、私も、その今日の冒頭の言葉のなかにも、そのことを申し上げたところでございまして、そのようなお声を頂戴(ちょうだい)してしまっているということは、私どもとしては、申し訳ない思いでございます」

 「決して、そのような差別ということではなく、結果として、沖縄の地政学的な有利性というか、アメリカ軍にとっての有利性という意味でありますが、その意味での沖縄が使われてしまったと。そこに対して、今日まで、他の自治体が十分に配慮をしてこなかった。特に、政府がそれが当然のことだという風に思ってきたことで、県民の皆さんのなかに、差別ではないかと思われるお気持ちが出てこられることも、私は当然のことだと考えております」

 「これから、そのような思いから、少しでもそうではないということをお示しするためにも、まずは、沖縄の負担をさまざまな形で軽減させていただくようなことを指示を行っていくことが、大事ではないかと思っております」

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posted by ヒラモト ヨシアキ at 21:36| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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